使っている蜜蝋ラップが古くなってきた方、ドライヤーで復活させてみませんか?
今回、ボロボロになってしまった蜜蝋ラップを復活させるべく、3つの方法を試してみました。
結果、ドライヤーでは復活できませんでしたが、アイロンを使って復活させることができました。
その様子を写真付きでご紹介しています。
蜜蝋ラップはドライヤーで復活する
貼り付かなくなった蜜蝋ラップは、ドライヤーひとつで復活させることができます。
- 蜜蝋ラップを洗濯バサミなどで吊るす
- ドライヤーの温風を当てる
- そのまま冷めるまで待つ
たったこれだけです。
張りが出て、また貼り付くようになります。
アイロンやオーブンが要らない、一番簡単な方法です。
こちらを参考にしました。
実際にやってみた
我が家の蜜蝋ラップはかなり使い込んでいます。
2021年12月に購入したので、使用3年目。
使用頻度は大きさによりますが、大きいのはほぼ毎日使っています。


これだけ使うとサラッサラで、全く貼り付かないただの布状態です。
では早速、吊るしてドライヤーの温風を当ててみます。

ドライヤーの温風を当てること2〜3分。
蜜蝋が溶ける気配はありません。
これ以上温風を当てても変わらないと思い終了。
若干シワが伸びましたが、うーん。復活はしてないですね。

復活しないので別の方法にチャレンジ
今度は、蜜蝋ラップをクッキングシートに挟んでドライヤーで温める方法を試してみました。
KIEさんの動画を参考にしました。
クッキングシートに蜜蝋ラップをはさんで、ドライヤーの温風で温めること2~3分。
うーん、変わらない。
なんだか、蜜蝋が溶けるほど温まらないのです。

ドライヤーが悪いか、場所が悪いか。
作業しているキッチンの天板が冷めやすいからダメのだと思い、リビングのラグの上で再チャレンジしましたがやっぱりダメ。
蜜蝋が溶ける程温まらないですね。
ドライヤーが悪いか、当てる時間が短い可能性もあります。
ちなみに、ドライヤーはこちらを使用しました。
ただ、ドライヤーを5分以上当て続けることに「待てない」と思い、再度別の方法でチャレンジします。
復活しないので、アイロンを取り出す
これならどうにかなるだろうと、アイロンを出しました。
こちらは何かを参考にした訳ではなく、蜜蝋ラップを作成する時にアイロンを使うので、復活もできるだろうという私の予測です。
先程クッキングシートではさんだ蜜蝋ラップにそのままアイロンを当ててみました。
温度は低音に設定。
おお!やっと!やっと!
しっかりと蜜蝋が溶けだしました!
クッキングシートが少し濡れたようになっているの、分かりますか?

下の画像をご覧ください。
右上はまだアイロンを当てていません。
アイロンを当てたところはパリッとしてますよね。

そのまま蜜蝋が固まるまで5分ほど待ちます。

クッキングシートを剥がしました。

おお!張りが戻っている!
少しベタベタも復活。

残念ながら、貼り付くまでは復活しませんでしたが、ベタベタが戻っています。
今は蓋の代わりにはならないけど、お野菜を包むには十分。
今度、蜜蝋を買ってきて足して使いたいと思います。
そうしたら、また二年使えそうです。
蜜蝋ラップは何回使える?
今回ご紹介したように、蜜蝋ラップは復活できますから、何回でも使えます。
破れなければ、半永久的に使える商品だと思います。
張り付かなくなったら、ドライヤーやアイロンを使えば復活できますし、蜜蝋が足りないと思ったら足すこともできます。
使い捨てのラップと比べたら、とてもお財布に優しい商品だと思いますよ。
お野菜が長持ちするポリ袋も必要ありません。
蜜蝋ラップを長持ちさせるコツ
- 電子レンジで温めない。
- 食洗機に入れない。
- 熱いお湯で洗わない。
- 酸味に晒さない。
この記事を読んでいる方はご存知だと思いますが、蜜蝋ラップは熱に弱いです。
なので温めるような事を避ければ長持ちします。
また、酸味にも弱いのでレモンやグレープフルーツを包まない。
熱と酸味に気をつければ、長持ちしますよ。
逆に、この程度ならOKのラインは以下の通り。
- ぬるま湯で洗う。
- 食器洗い洗剤で洗う。
実際に使ってみての感想ですが、ぬるま湯位なら蜜蝋は落ちませんでした。
あまり神経質にならず、気軽に使っても良いのかなと思います。
蜜蝋ラップについて詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
蜜蝋が剥がれたら足すなど、メンテナンスができますからね。
傷んだら直して使う、蜜蝋ラップはサステナブルな商品です。
私は、こんな誰も得しないような事をチマチマやることが大好きです。
丁寧に暮らせば、心が豊かになります。(本当)
お財布にもやさしいし、地球にもやさしい。
蜜蝋ラップの復活。
あなたも、ぜひお試しください。
まとめ
今回は、使い込んだ蜜蝋ラップの復活にチャレンジしてみました。
使い込み過ぎたせいか、一番簡単なドライヤーを使った方法では復活しませんでしたが、アイロンを使って復活させることができました。
蜜蝋ラップをお使いで、「最近貼り付かなくなってきたな~」という方は、ぜひ簡単な方法からお試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。