ナチュラルクリーニングの基本とメリット、デメリットをご紹介します。

掃除・洗濯
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ナチュラルクリーニングが気になっているけど、何から始めたらいいか分からないという方。
まずは、基本のナチュラルクリーニングから挑戦してみませんか?

この記事では、ナチュラルクリーニングの基本を詳しくご紹介しています。
アルカリ性と酸性を中和させて汚れを落とす仕組みや、メリット、デメリットなど、まず初めに知りたい情報を中心に解説しています。

環境にやさしい、お財布にやさしいナチュラルクリーニングを始めてみたい方、ぜひお読みください。

しんぷる

ミニマル×ナチュラルライフで人生は豊かになる

◌ナチュラルライフを広めたい人
◌エコ寄りミニマリスト
◌汚部屋実家を綺麗にするべく奮闘中
◌東京都内で夫婦ふたり× シニア猫2匹暮らし

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ナチュラルクリーニングとは

ナチュラルクリーニングは、合成洗剤を使わず自然の素材を使って行う掃除方法です。
環境にもやさしく、お財布にもやさしいので、実践される方が増えています。

家の中の汚れは、大きく「酸性の汚れ」「アルカリ性の汚れ」の2種類に分類されます。
酸性の汚れには、アルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダなど。
アルカリ性の汚れには、酸性のクエン酸などを使います。
汚れに合わせて酸性とアルカリ性を使い分けることで、効果的にお掃除ができます。

このように重曹クエン酸、またはレモンやお酢など、食品由来のものを使って行うお掃除方法を、ナチュラルクリーニングと言います。

  • 酸性汚れ ⇒ 重曹、セスキ炭酸ソーダなど
  • アルカリ性汚れ ⇒ クエン酸、お酢、レモンなど
しんぷる
しんぷる

ほうきを使ったお掃除もナチュラルクリーニングと言えますね。使い方や、メリット・デメリットについてはこちらの記事でご紹介しています。ぜひご参考にしてください。

ナチュラルクリーニングのメリット・デメリット

ナチュラルクリーニングは、環境にやさしい以外にもメリットがあります。
その反面、デメリットもあります。

ナチュラルクリーニングのメリット

  • 自然素材だから環境にやさしい
  • 合成洗剤に比べて手肌にやさしい
  • それだけで様々な場所で使えるから、お財布にやさしい
  • 化学的な臭いや刺激臭が無い
  • 正しく使えば、良く落ちる

ナチュラルクリーニングのデメリット

  • 汚れに適した使い方をするのに少し慣れが必要
  • 汚れ落ちがいまいちな時がある

デメリットとして、「慣れが必要」と上げましたが、重曹やクエン酸を使ったお掃除は、意外とすぐに慣れてしまいます。
むしろそれだけあれば家中お掃除できてしまうので、とても便利とも言えます。

それと、しっかりと汚れを落としたい時には、合成洗剤を使っても良いのです。
完璧を求めず使い分けしながらナチュラルクリーニングに慣れていき、長く続けていくことが大切です。

ナチュラルクリーニングの基本

ここで、ナチュラルクリーニングの基本を分かりやすくご説明いたします。

ナチュラルクリーニングは、基本的に汚れを中和させて落とします。

  • 酸性汚れ ⇒ アルカリ性のクリーナー(重曹、セスキ炭酸ソーダ)
  • アルカリ性汚れ ⇒ 酸性のクリーナー(クエン酸)

重曹、セスキ炭酸ソーダ、クエン酸のそれぞれの特徴などを詳しくご紹介します。

重曹

特徴・ごく弱いアルカリ性(pH8.2)
・体に無害な物質
・水に溶けにくい
得意なこと・クレンザー(磨き粉)として使える
・冷蔵庫や生ゴミ箱、靴箱等の脱臭
・鍋の焦げ落とし
苦手なこと・洗濯
・激しい油汚れ落とし
・トイレの臭い消し
注意点・粒子が手の表面をこすり、手が荒れる可能性がある
・漆器を傷つける可能性がある
・水に溶けないので、スプレーボトルを詰まらせる可能性がある
参考:石鹸百貨「重曹とは」

セスキ炭酸ソーダ

特徴・弱アルカリ性(pH9.8)
・環境への負荷は比較的少ないと考えられる
・水に溶けやすい
得意なこと・皮脂や垢など軽い汚れの洗濯や、ひどい油汚れの下処理
・血液汚れ落とし(布ナプキンの浸け置き用として適している)
・台所のベタベタ汚れ落とし
・取っ手やスイッチ、器物表面の手垢汚れ落とし
苦手なこと・激しい泥汚れ落とし(靴下やスポーツユニフォームなど)
・機械油や口紅などのガンコな油汚れ落とし
・衣類のシミ落とし(シミには漂白剤が一番効きます)
注意点・タンパク質を溶かす作用があるので、手が荒れる可能性がある
・皮膚に付いてヌルヌルした時は、クエン酸で中和すると良い
参考:石鹸百貨「セスキ炭酸ソーダとは」

クエン酸

特徴・果物の酸味の成分
・無味無臭の粉末
得意なこと・水回りの水垢や、ポットの中の白いガリガリ汚れを落とす
・アンモニア臭などを消す
・石鹸洗濯の仕上げ
・石鹸シャンプーのリンス
苦手なこと・お洗濯には使えない
注意点・大理石は、溶けてしまうので使えない
参考:石鹸百貨「クエン酸とは」

ナチュラルクリーニング使い分け

重曹、セスキ炭酸ソーダ、クエン酸、それぞれの使い分けは以下の通り。
それぞれ、適材適所で使うことによって最大の効果を引き出すことができます。

家の中の汚れは、8割以上が酸性です。
ほとんどは重曹かセスキ炭酸ソーダ、水垢系はクエン酸、と覚えると良いと思います。

ハンカチの生乾き臭が消えた様子をご紹介しています。

その他のナチュラルクリーニング

ナチュラルクリーニングには、この3つのクリーナー以外にも方法があります。

  • クエン酸の代わりにレモンやお酢を使う
  • 無添加の洗剤を使う
  • 洗剤なしでササラやタワシを使う
  • 石鹸を使う

などなど、環境にやさしいお掃除方法はたくさんあります。
その方法を考えて実際にやってみる。
お掃除がとっても楽しくなりますよ。

まとめ

今回は、ナチュラルクリーニングとは何か。
メリット、デメリット。
ナチュラルクリーニングの基本についてご紹介しました。

ご紹介した重曹やクエン酸は100均でも購入できます。
まだお試しでない方はぜひお試しください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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