今回は、プレミアムキャットフードとはなにか?飼い主目線で気を付けるべきポイントなどをご紹介いたします。
私は生まれたときから猫を飼っており、今も猫を2匹飼っています。
我が家の猫はフードをプレミアムキャットフードに変えてから、明らかに毛並みが良くなりました。
そのプレミアムキャットフードについて
どんなものがプレミアムなのか?
どんなところに気を付けて作られているのか?
気になる疑問にお答えいたします。
最後にオススメのプレミアムキャットフード3選もご紹介します!
プレミアムキャットフードとは?猫のプレミアムフードって何?

「プレミアムフード」って目にするけど、どんなフードのことを言うの?
プレミアムフードは化学的な保存料や酸化防止剤がほとんど含まれておらず、人間が食べられる程の質の高い原料を使用して作られた商品です。
たまのおねだり「猫のプレミアムフードとは?キャットフードにプレミアムフードをおすすめする理由」
プレミアムフードを扱う「たまのおねだり」さんによると、品質の良いフードということですね。
例えば、こんなことに気を付けて作られています。
- 添加物を使っていない
- 穀物の使用がきちんと管理されている
- 良質な原材料を使用している
- 必要な栄養素が含まれている
では、なぜこのようなことに気を付けなければならないのか、背景をご説明いたします。
添加物は猫の体に悪影響を及ぼすものがある
添加物の中には猫の体に悪い影響を与えるものがあります。
それは、どのような添加物か?
国内外で使用が制限されている添加物の一例がこちら。
・プロピレングリコール
保湿作用や制菌作用があります。猫が摂取すると赤血球に影響が見られることから、キャットフードへの使用は禁止されています。人や犬には害が認められておらず、ドッグフードへの使用については問題がありません。・BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
人の食品の指定添加物※の1つで、化粧品等にも使用されています。「ペットフード安全法」で規定されている使用基準は、エトキシキン・BHA・BHTの総量で150μg/g以下。
・BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
人の食品の指定添加物※の1つ。「ペットフード安全法」で規定されている使用基準は、エトキシキン・BHA・BHTの総量で150μg/g以下。
・亜硝酸ナトリウム
ペットフードの缶詰やスナック類の保存料、発色剤として使用されている添加物です。「ペットフード安全法」で使用基準が定められています。
ねこのきもちWEB MAGAZINE「キャットフードに含まれる添加物、猫に影響は?」
日本では、ペットフードに対しての添加物の使用は制限はされているものの、規制はされていないようです。
その他、着色料も有害なものがあり、ペットフードの原材料に含まれていないかよく確認することが必要です。

日本で制限されているなら安心だね!

ちょっと待ってください!
規制はされていないので、使われている可能性は大いにあります。

全てのペットフードが管理されているわけではないのですね…

グレインフリー
グレインフリーのフードをよく見かけますが、結論から申し上げると過度にグレインフリーに拘らなくても良いと思います。
まずグレインとは、小麦、トウモロコシなどの穀物のこと。
猫は本来肉食の動物で、穀物を消化することが苦手なため穀物が使われていないフードが良いとされていますが、
実際は水を加えて加熱した穀物であれば十分に消化できるそうで心配は要りません。
グレインの使用自体ははさほど気にしなくてもよく、
割合が多すぎないかを気にする必要があると思います。
中には、製造費を抑えるために穀物でかさ増ししているフードもあるようです。
そういった製品では動物性タンパク質が十分に摂取できないため注意が必要です。
原材料の最初に穀物の表記がある製品は、念のため一度調べてから購入を判断すると良いと思います。
穀物不使用、グレインフリーに気を付けなければならないのは、何らかのアレルギー症状が出ている場合。
穀物がアレルギーの原因ということは少ないようですが、対処法としてグレインフリーのフードを試してみるのもひとつの手かと思います。

気を付けたいのはグレインの種類や割合ですね
ペットフードには人間が食べない動物の死肉が使われている!?
ペットフードの中には、一部に人間が絶対食べないような肉を使った製品があります。
人間が食べないような肉というのは「病気で死んだ動物の肉」などです。
それは4つの頭文字Dを取って、4Dミートと呼ばれています。
・DEAD(と殺以外で死んだ動物の肉)
・DISEASED(病気の動物の肉)
・DYING(死にかけの動物の肉)
・DISABLED(障害がある動物の肉)
これらは食用は禁止されており、人間の口には入らない肉です。

えっ!?そんなお肉をペットフードに使っているの!?
また、4Dミートが使われていなくても人間が食べないような肉を使っている場合があります。
レンダリング材料といい、食用肉以外の骨、内臓、スジなどの搾りカスです。
レンダリングの過程で4Dミートが入ることもあるようです。

怖いです…
これらは食品表示では「家禽ミール」「ミートミール」と表記されます。
こういった肉が使われたペットフードは、食べさせたくないですよね。
「良質な原材料」というのは、そういった観点で「良質」ということ。
プレミアムフードでは人間が食べるグレードの肉「ヒューマングレード」が使われています。

必要な栄養素が含まれているか
猫にとって必要な栄養素は主に5つあります。
「たんぱく質」「炭水化物」「脂肪」「ビタミン」「ミネラル」
キャットフードではこれらの栄養素がバランス良く含まれているか確認すると安心です。
プレミアムフード以外でも、「一般食」では十分な栄養が取れませんので「総合栄養食」を選ぶようにしてください。
また、猫自身の体格や年齢、持病によっても栄養素のバランスは変わってきます。
11歳以上のシニア猫は特に気を付けたいですね。

主に4つの注意点があるんですね
このようにプレミアムキャットフードと称されるには理由があります。
原材料に徹底的にこだわりをもって作られたのがプレミアムキャットフードなんですね。
余談ですが、日本では昔、人間以外を「畜生」と呼んでいました。
仏教の考えのひとつである「輪廻転生」からきているようですが、要は生き物を下に見ていたんですね。
なので、人間が食べないものを動物の餌にするというような考えが根強いのではないかと思っています。
(諸説あると思います)
普通のキャットフードとプレミアムキャットフードの違い
普通のキャットフードとプレミアムキャットフードの違いを一覧にしてご紹介いたします。
全てに当てはまるわけではありませんのでご注意ください。
注意点 | 普通のキャットフード | プレミアムキャットフード |
保存料、香料、着色料などの添加物 | 使用している | 使用していない |
グレイン(穀物) | 使用している | 使用していない 穀物の種類を限定して使用している 穀物の量を限定して使用している |
原材料 | 肉類、穀類のみの表記で不明確 家禽ミールが含まれている | 鶏肉、豚肉、まぐろ、サーモンなど明確に表記されている |
遺伝子組み換え作物 | 使用している場合あり | 使用していない |
原材料の表記についてはメーカーによって違いがあります。
分からない単語が表記されている場合には安全かどうか調べてみることをオススメします。
発がん性のある保存料や香料が多く含まれているフードを長期間摂取すると、猫の健康に影響が出る可能性があります。
家禽ミールや遺伝子組み換え作物も同様です。
穀類については、加工方法や種類に気を付けたいですね。
パッケージの裏などに表記されている原材料のうち、注意が必要な表記は以下の通りです。
・家禽ミール
・ミートミール
・亜硝酸Na
・プロピレングリコール
・BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
・BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
・エトキシキン
・没食子酸プロビル
・赤色40号、赤色120号、赤色3号、青色1号、赤色106号
など
猫の健康維持にはプレミアムキャットフードは不可欠です。
大切な家族である猫に少しでも長く健康でいて欲しい。
そう思ったら、ぜひプレミアムキャットフードをご検討ください。

我が家もプレミアムキャットフードを与えています

プレミアムキャットフードのメリット、デメリット
プレミアムキャットフードのデメリットは、価格が高いこと。
1kgあたり3,000円~4,000円と高価な商品もあるので長く続けると金銭的な負担になることもあります。
しかし一概に価格が高いほど高品質というわけではなく、適度な価格で高品質の商品もあります。
反対にメリットは、必要な栄養素が安全に摂れること。
猫の健康維持に非常に役立ちます。
価格で迷ってしまったあなた。
あなたは、今いくらのキャットフードを与えていますか?
今、月3,000円だとすると、1,000円ほどプラスするだけでプレミアムキャットフードに変えられるかも知れません。
先々の病院代や、結局使われなかったベッドやおもちゃを考えると、月1,000円ならプラスできるのではないでしょうか?

月に1000円なら大丈夫かな
プレミアムキャットフードの選び方
プレミアムキャットフードの選び方は、正直個体によって違います。
ポイントは、味、香り、アレルギー、持病、粒の大きさなど様々。
まずは、お試しパックなどを取り寄せて本人(猫)が気に入るものを選ぶと良いと思います。

続けられる価格というのも重要ですね!
ちなみに、プレミアムキャットフード関しては国産より海外産の方が多い印象です。
動物愛護活動も欧米諸国の方が進んでいますね。
オススメプレミアムキャットフード3選
オススメのプレミアムキャットフードをご紹介します。
【アランズナチュラルキャットフード】自然素材にこだわったナチュラルなキャットフード
- イギリス産
- 香料・着色料不使用
- グレインフリー
- 厳選した10種類の自然素材使用
- 7年の歳月をかけて開発
- 原材料の品質もチェック
- 全猫種、全年齢の猫にOK
- 1日のコスト約145円
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無添加グレインフリープレミアムキャットフード【GRANDS(グランツ)】
- フランス産
- 人工添加物不使用
- グレインフリー
- 獣医師推奨
- 全猫種・全年齢の猫にOK
- 動物性たんぱく質が豊富でおいしい
- ベストなカリカリサイズ
- 密封チャック付きの小袋
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【販売実績世界90カ国以上】ペットフードブランド『アカナ・オリジン』
まとめ。飼い主がしっかり知識をつけることが大切。
今回、プレミアムキャットフードとはどんなものか、フードを選ぶ際に気を付けるべきポイントは何かをご紹介しました。
普段、ホームセンターなどで購入できるキャットフードには限りがあり、プレミアムキャットフードを目にする機会は少ないのが現状です。
ですが、飼い主が知識をつけて調べると本当にたくさんのプレミアムキャットフードがあることが分かります。
大切な家族である猫と、少しでも長く一緒にいるために。
少しでも長く健康でいられるように。
ぜひこだわりのプレミアムキャットフードを選んで、試してみてください。