断捨離や片づけをして、着なくなった服が大量に出ていませんか?
そこで困るのが着なくなった服の処理。
もし燃えるゴミとして捨てているのであれば、次からはリサイクルを選択肢のひとつとしてご検討ください。
なぜなら、服のリサイクルは身近なところでとっても簡単にできるからです。
特典として、割引クーポンがもらえることもあります。
今回は、なぜ服のリサイクルが必要なのか?その理由と、古着の回収サービスを行っているブランドのご紹介をいたします。
きっと、服のリサイクルが意外と簡単にできることがお分かりいただけると思います。
服のリサイクルが必要な理由
最近では、洋服はとても手軽に購入できますよね。

一着数千円だと、つい何着も買ってしまいます。
手軽に購入できるようになったことで購入量が増え、洋服はたくさん作られるようになりました。
大量に購入される分だけ、大量に廃棄されているのが現状なのです。
洋服を作るのにも資源が使われ、パッケージなどのゴミも出ます。
さらに洋服そのものもゴミになってしまうと、とても資源の無駄だと思いませんか?
廃棄された洋服のうち、
日本でリサイクルされる洋服の割合は15.6%、
リユースされる割合は19.6%。
残りの64.8%、51万トンは処分されてしまうそうです。

地球のために、もっともっと、リサイクル・リユースを心がけていきたいですね。
洋服を捨てずに有効活用する方法はこちらでご紹介しています。ご参考にしてください。
服を捨てずにリサイクルする方法
服を捨てずにリサイクルする方法をご紹介します。
- フリマアプリやリサイクルショップで売る
- 古着回収ボックスを利用する
- 買い取り業者に依頼する
- リメイクする
不要になった服がまだ着られる服だったら、必要な誰かに着てもらいたいですよね。
リユースならとても手軽にできます。
大量にある場合は宅配買い取りがオススメです。
実際の買い取りの様子をご紹介しています。ぜひお読みください。
古着を回収してくれるブランド5選
日本国内で古着回収ボックスを置いているブランドをご紹介します。
全てブランドを問わず回収してくれるところを選びました。

どの企業も洋服に対する想いが感じられます
SHIPS
SHIPS各店では、2022年11月より不要になった衣料品の回収を行っています。
回収場所 | 全国のSHIPS各店 |
対象 | 不要になった衣料品 |
回収後 | 素材に応じた形でリユース・ リサイクルされ、 ポリエステル繊維100%の衣料品については、BRING™を通じて新たな服の原料として再生。 |
ZARA
ZARAの対象店舗で、古着の寄付ブログラムを実施しています。
ブランドを問わず衣類だけではなく、アクセサリーや靴も回収しているそうです。
回収場所 | 全国のZARAのうち対象店舗 |
対象 | あらゆる種類の衣類、家庭用布製品、靴、アクセサリーなどすべて |
回収後 | 協力団体のもと、一枚一枚分類され、それぞれに適切な用途が与えられる。 _ 必要としている人たちのために寄付。 _ 非営利団体の支援チャンネルを通じて販売され、ソーシャルプロジェクトの資金に充てる。 _ 再利用、または布巾など別の繊維製品に生まれ変わる。 _ 新しい繊維や建築や自動車向けの素材(椅子やクッションなどのフィリング)にリサイクルされる。 |
GOLDWIN
ゴールドウィンでは循環型リサイクルシステムとして、店舗にて衣料品を回収しています。
回収場所 | 全国のGOLDWINのうち対象店舗 |
対象 | 衣料品(ゴールドウイン製品以外のメーカーやブランドの衣類もOK) |
回収後 | 繊維リサイクル、ダウンリサイクル |
H&M
H&Mではなんと2013年から古着の回収サービスを行っています。
レジでスタッフの方に声をかけると、次回使えるデジタルクーポンがもらえるそうです。
回収場所 | 世界中の店舗 |
対象 | ブランドや状態を問わず、不要な衣類や布地 |
回収後 | まだ着用できる衣類は古着として世界で販売。 着用できなくなった衣類はリメイクや清掃用品などに作り変えられて再利用。 その他はすべて織物繊維に細断され、断熱材の製造などに使用。 |
洋服の青山
「終わらない服をつくろう」をコンセプトに、店舗にて古着の回収を行っています。
服と引き換えに割引券がもらえるそうです。
また、回収した服から作られた製品の販売も行っています。
回収場所 | 全国の店舗 |
対象 | ブランドや枚数を問わず、不要な衣類 |
回収後 | 古着として活用。 その他は素材として、ウールのコートや被災地などで使われる毛布として、 ポリエステルはマグカップなどに再生される。 |

まとめ
今回は着なくなった服をリサイクルする方法、回収してリサイクルしてくれるブランドをご紹介しました。
古着回収の場所は、近くに意外とたくさんあることがお分かりいただけたと思います。
そして、どの企業も洋服に対する想いが強いことや、環境保全に対して真摯に向き合っていることが分かりました。
資源は無限ではありません。
このまま消費をし続ければ、いつかは無くなり環境が壊れてしまいます。
いつも着なくなった服をゴミで捨てているのであれば、ぜひ古着回収を利用してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。